8月の活動報告です🏖
やっと暑さも落ち着きはじめたでしょうか。今月は体調を崩しがちだったので省エネ月報となります。皆さんもお身体お大事に…!
八月の振り返り
- バチバチにお腹を壊していた
- 夏との別れを惜しむ
- 『永遠の不在をめぐる』再版しました
- 文学フリマ大阪に行きます!
体調はすべてに勝る
八月第二週あたりから破茶滅茶にお腹を壊していました。なんだったんだ…???
もともとお腹が緩い性質ではあるんですが、ここまで連日ひどい目にあったのは初めてです。朝起きてからの3時間で7回もトイレに駆け込んだり……ウィダーインゼリーとうどんで三日くらい繋いだよ……
熱と嘔吐がないので食あたりとは違うだろうと様子を見ていたものの、数日経っても良くならず、お医者さんで薬を貰い、そこから一週間でようやく軽快。しばらく消化に良いものを少量しか食べていなかったので体力がガタ落ちし、その体力が戻るまでにさらに一週間以上…ってところでしょうか。
先週あたりからようやく、普段どおりの量を食べられる&遠出ができるくらいまで復調しました。やれやれ。おかげで読書と執筆のペースがガタ落ちし涙目です。体調が悪いとほんとになにもできないね……。
お医者さん曰く、おそらく過敏性腸症候群ではないか?とのこと。
暑くなってから連日アイスカフェラテをガバガバ飲んでたのが引き金になったかなあ……とほほ……。軽快数日後にアイスカフェラテを飲んだとたんにぶりかえしたため、もうしばらくアイスコーヒーとアイスカフェラテは封印です。悲しみ。
ホットの珈琲はギリギリ大丈夫っぽいのが唯一の救いです。
そういえばお医者さんでエコーやってもらったら肝臓にも良性腫瘍(手術不要)があってウケました。わたしの身体は良性腫瘍を作るのが趣味なのか?
夏との別れを惜しむ
というわけで夏らしいこと大してできなかったよ〜〜!!!(八月冒頭にお祭りは行けたけども…!!)
悔しすぎたので先週はよろめきつつも海に行ってきました。小田原初来訪。
泳ぐのは我慢して波打ち際から眺めるだけ。
あと30分で豪雨に至る夏の海 pic.twitter.com/1OqO9knmt3
— 風野 湊🌿9/8文学フリマ大阪か-08 (@feelingskyblue) August 25, 2024
波打ち際を歩いて30分で豪雨に追いつかれました。
幸い、降り始める直前に喫茶店へ滑り込めたものの、二時間近く足止め。
せっかくだから砂浜沿いの高架下で、土砂降りの海を眺めるのも楽しかったかもなあと思います。次回があったらやる。
雨上がりの海も良いものですね。
雨上がり。たしか17時過ぎくらい? 箱根の山もよく見えました
— 風野 湊🌿9/8文学フリマ大阪か-08 (@feelingskyblue) August 25, 2024
西の空に分厚い雲が残ってて、結局最後まで日差しは出なかったけど、涼しかったから良しとしましょう
南に浮かぶ積雲の白がほのかに映り綺麗な波間 pic.twitter.com/ViYWZWvy39
『永遠の不在をめぐる』再版
このままでは唯の日記なので活動報告も。
五月の文学フリマ東京以降、完売していた『永遠の不在をめぐる』を再版しました!
もう初版から十年近い歳月が流れたこともあり、ちょっと迷いましたが、また数年掛けてゆっくり頒布します。
今回から表紙データの制作形式をPhotoshopからIllustratorに変更しました。
比較してみると、文字の出力があきらかにソリッドになっています。
しばらく完売してた『永遠の不在をめぐる』再版分が届きました!通販も復活させています✌︎('ω'✌︎ )https://t.co/dEUSfnVsF0
— 風野 湊🌿9/8文学フリマ大阪か-08 (@feelingskyblue) August 24, 2024
2020年版(左)との比較写真。今回から表紙データをIllustratorで作り直しています。経年劣化を考慮しても、前より文字が鮮明に見える気がする…!嬉しや〜 pic.twitter.com/6jK2z79Xuk
もともと黒表紙に文字だけで魅せるタイプの表紙ですし、ブラッシュアップできて嬉しいです。
手探りしながら表紙を作ってた頃から、少しずつでも出来ることが増えてきたんだな〜〜
BOOTH通販も再開しています。遠方の方はどうぞこちらもご利用ください:)
文学フリマ大阪、出店します
もう来週ですね!
来週、9月8日(日)開催の文学フリマ大阪12に出店します。
呼吸書房のブース位置は「か-08」です。Webカタログに既刊情報を纏めていますので併せてどうぞ。
【告知】9/8(日) #文学フリマ大阪 出店!
— 風野 湊🌿9/8文学フリマ大阪か-08 (@feelingskyblue) August 31, 2024
“旅と小説”を軸に、異国めいた幻想小説と紀行文を揃えてお待ちしています🌴
📍呼吸書房:OMMビル2F「か-08」
📚Webカタログ:https://t.co/fXjoKqbrVQ
🌿個人サイト(既刊詳細・通販・試読):https://t.co/pSx4m0MLBh
既刊情報はスレッドへ繋げますー! pic.twitter.com/xQfVXmMUKm
大阪に合わせた新刊はありませんが、昨年秋刊行の『十一月の春の庭』が大阪初頒布となります。
まだまだ残暑が厳しいので、お越しになる方はどうぞ暑さにお気をつけて!
樹木続編の進捗
今月は体調不良が響き、ややお休みモードです。気ばかり焦る〜!
第一部の舞台では熱帯ではない(温帯〜亜熱帯?)ため、どんな植物を書こうかけっこう迷います。手癖で熱帯植物をモリモリ書くと樹木本編の雰囲気に寄りすぎてしまうし、かといって私たちに身近な植物をたくさん出すと一気に温帯っぽくなる。
現実の地球とイコールではないといっても、そこが私たちの世界の似姿であるなら、気候と植生にはある程度の類似があるはずで……(ろくろ回し)(ほとんどの読者さんはきっとそんなこと気にしてないよ!)。
まあ百年後の未来を書いてる時点で、気候変動によっておそらく現代の私が想像もしないような気候と植生になってるはずなんですけどね。
いま書いてるパートは一本の木が重要な立ち位置にいるのですが、樹種が決まるまでだいぶ紆余曲折しました。
金木犀(温帯すぎる)→プルメリア(南国すぎる)→クチナシ(花が目立ちすぎる)……
緯度的にイメージと近そうな亜熱帯の一般的な庭木を調べたりもしつつ、あまりマニアックすぎても伝わらないし、とあれこれ悩んで、最終的にはシマトネリコに決めました。
シマトネリコ、日本の庭木として大人気なので、あなたもきっと見たことがあるはず。
亜熱帯アジア原産の、成長がとても早く、小ぶりな葉がうつくしい半常緑高木です。
といっても、ふつう、花が咲かない庭木の名前なんて誰も気にしない、匿名の「木」であることがほとんどなのだから、この辺の設定を詰めているのはわたしの自己満足です。
それでも、その世界を信じるに足る理由をひとつずつ積み上げなくては長編なんてとても書けないんだよ……笑。
ああ、あと、樹木続編と並行して、ご依頼の掌編も一本書いています。
こちらは来月か再来月にはお出しできるのではないかしら。どうぞお楽しみに。