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小説を読む
幻想小説・ファンタジーを中心に、様々な小説を公開しています。
書籍として刊行している小説は、一部を試し読みとしてお読みいただけます。
カーソルで各小説のエリアに触れると、目次が開きます:)
長編小説
すべての木陰に歌を
新たな芽を。魔法を。何度でも。
彼女を覚えている者はもう誰もいない。はるかな遠い未来、長い旅路の果てに、彼女はようやく思い出す。かつて手放した魔法のことを。
熱帯雨林の樹木変身譚、前作『すべての樹木は光』より127年後の物語。刊行書籍より第一部を公開中です。シリーズの特設ページはこちら。
第一部 彼女について
彼女がどこから現れたのか、誰にもわからなかった。彼女自身にさえも。第二部 揺らぎの庭(書籍収録)
狭間のきみ、樹木ではないきみ。名前はまだ持っている?第三部 夜の木陰を渡り(書籍収録)
ねえユハ、なにかお話して。トゥーリもキオも生まれる前の、昔のお話。すべての樹木は光
そのようにして、魔法は失われた。
透明な街、うつくしい街、ちょうど日付が変わる頃のこと。一人の優しい娘が、唐突に、身に覚えもなく、一本の樹木に変えられてしまう。
熱帯雨林の樹木変身譚です。刊行書籍より第二章までを公開中。Web公開の後日談も併せてどうぞ。シリーズの特設ページはこちらです。
イントロダクション
透明な街、うつくしい街、ちょうど日付が変わる頃のこと。第一章 歌う雨の町
「……この町では鉢植えをベッドに寝かせるの?」第二章 あなたは孤独ではない
雨音に紛れて歓声が聞こえた。腹の底から歌うような喜びの声だった。第三章 言葉のない世界(書籍収録)
この町に、ゲアの兄のことをはっきりと覚えてる奴は誰もいないんだ。第四章 楽園の善良な樹木(書籍収録)
ユハはこの家が好きだった。母の帰りを一人待ち続ける、狭く寂しい首都の家よりも、ずっと。樹木たちは語る(書籍収録)
そのようにして、魔法は失われた。樹木のバカンス(30年後の後日談)
ベンチに樹木が座っている。もちろんそんなはずはない。竜の花嫁
どうしても死にたくない。
守り神たる竜の在る世界。生贄に捧げられたのは、村でもっとも嫌われた娘。野火のように激しく、荒々しく、彼女は村を憎んだ。
炎と森の異類婚姻譚ファンタジーです。刊行書籍より第二章までを公開中。婚姻譚ですが恋愛要素は含まれません。
イントロダクション
なぜ、あの竜は、私を食べようとしないのか。第一章 嫁入りの日
古くからの盟約に従い、おまえを竜に嫁がせる。第二章 金の瞳、遠雷の声
心配せずともよい、娘。おまえは村へ帰っていいのだ。第三章 雨と眠りに安らぐもの(書籍収録)
女ひとり、山で生き延びようなど、狂気の沙汰だと思うがね。第四章 かつて殺されたすべての私たちへ(書籍収録)
私たちは今もここにいる。第五章 野火迫る(書籍収録)
矢傷からこぼれおちる血は、花嫁が死ぬことを望んでいた。第六章 竜の花嫁(書籍収録)
昔、昔、生け贄として竜に捧げられた最後の花嫁が、生き延びて、村を襲ったのだという。掌編・短編小説(一話完結)
十一月の春の庭
入れ替わり立ち替わり、新たな物語がやってくる。
「#novelmber」ハッシュタグに投稿した掌編の再録短編集。二つのお題を組みあわせ、その偶然性を楽しみながら書き綴った18編のうち3編を公開しています。文体も掌編ごとに様々です。
ありとあらゆる扉の先に
人間は扉が好きだ。扉の向こうに物語を夢見る。- 現代
- 魔法
- お題「扉、もう一度」
死よりも遥かに柔く
廊下の隅っこに、クラスメイトの生き霊がいた。- 現代
- ジュブナイル
- お題「秘め事、半分」
再生
物語は、とうとう最後の一曲に差し掛かった。- 幻想
- お題「ディテール、リピート」
彼らは唯の夢
忘れがたい風景たちへ。
夢日記に基づく幻想掌編集。収録作品6編のうち3編を公開しています。いずれも厳密には夢そのものではなく、物語としては筋書きが曖昧で、詩と呼ぶには長すぎる。最も近い言葉は「風景」なのだろうと思います。
砂漠と旅の話を
夜の歩幅は広い。高さ数百メートルに及ぶこの大砂丘も、まもなくすべて夜に沈むだろう。- 夢
- 幻想
- 掌編
聴衆は生きている
たしかに聞いた。洞窟には相応しくない、弦楽器の旋律を。- 夢
- 幻想
- 掌編
だから自由にどこまでも
周知の事実として、情動は伝染する。——彼らは唯の夢、だから、- 夢
- 怪奇
- 幻想
- 掌編
永遠の不在をめぐる
あなたの不在を愛する。
「不在」をテーマにした、ふたつめの幻想短編集。収録作品7編のうち4編を公開しています。何かを失い、あるいは投げ捨て、もしくは奪われた人々の、永遠に埋まらない空席を眺めつづけるような物語。
海を商う
遠い未来、水は密猟の対象になった。- SF
- 掌編
夢みる時差のために
骨董品屋の片隅で、わたしはその時計を見つけた。一目で芸術品だと知れた。- 現代
- 掌編
作家と刑罰
地獄へ落とされた後、彼に科された刑罰は、火の味を描写せよというものだった。- 幻想
- 掌編
昼の光から逃れるために
天国の片隅には秘密のプラネタリウムがある。- 幻想
- 掌編
紙飛行機に眠る月
それでも、君は飛べるんだ。本当は唯の紙切れだとしても。
呼吸書房の原点、2012年に刊行した短編集です。収録作品9編のうち4編を公開しています。作品ジャンルはSF、寓話童話、ファンタジー、現代ものと様々で、各編ごとに文体も異なります。
父の転生
病室には、ベッドが二つ。そのどちらにも、父の身体が横たえられているのを、私はしげしげと眺めた。- SF
- 掌編
少女ドーリィ
人間に、どうか、誰か私を、人間にしてください。- 幻想
- 掌編
ある冬の日の
冷たい風がきんきんと吹き荒ぶ、冬のある夜のことでした。- 童話
- 掌編
新月をグラスに注いで
私の日常。女子高生をたまに家にあげる。くだらないお喋りをする。ちなみに彼女は透明人間だ。- 現代
- ジュブナイル
- 短編
即興小説
「即興小説トレーニング(2023年サービス終了)」に投稿した作品の一部を改稿したものです。ランダムな“お題”を元に15分で執筆する、想像の跳躍をお楽しみください。
寄稿・企画など
ご依頼を元に執筆した短編、企画作品です。
外部サイト掲載作品は別タブでリンクが開きます。
Rihlaの頁が尽きるまで
サハラ砂漠の片隅に、本まみれの変な安宿があるらしい。- SF
- 幻想
- 依頼テーマ「未来の紀行文」
幽霊を贈る
昨日伐採した梅の木が、変わらず庭に立っている。- 幻想
- 依頼テーマ「花芽」
un bon souvenir
ほんとうはヨーロッパに行ってみたかったんだ。- ジャズ
- DLE二次創作
- お誕生日祝い
やさしい汽笛の鳴り響く
昔からくりかえし見る夢がある。静まり返った大海原を、ひとりきりで歩く夢。- 夢
- 幻想
- 写真寄稿
光のウエハース
土産物屋の軒先で、美しい黒のポストカードと目が合った。- 白昼夢
- 幻想
- 写真寄稿
ノクターン
旅先へギターを連れてゆくのが好きだ。それも一人旅のときに。- 依頼テーマ「何らかの弦楽器を弾いてる小説」
Gymnopedie
ピアノバーで交わされる人間たちの会話を猫はもう聞いていない。- 猫
- 『Cipher』二次創作
- お誕生日祝い
人間には見えない灯り
おいで、さあおいで、冬の祝いだ。- 樹木
- 幻想
- 写真寄稿
またたくヴェールの海で
うつくしい珊瑚海を照らしていた月に、ひとつの椰子の実が物語をせがみました。- 童話
- 幻想
- 写真寄稿
波とランプシェード
身支度を整え、上着を羽織り、さて雨戸を開けようと外に出ると、軒先に女が佇んでいた。- 怪奇
- 幻想
- 写真寄稿
クリスマスを奏でた後に
「きみ、あの窓を取ってきてはくれないか」- 樹木
- 幻想
- 写真寄稿