やっと過ごしやすい日々が戻ってきましたね! 真昼からでも気楽に散歩へ行ける嬉しさを噛み締めています。朝晩の風もこんなにすっかり爽やかになって…とか書いておきながら昨日(9/29)は最高気温32度だったんですけども。
サムネイルは、とても楽しかった九月の逗子の海です:)
ほんとはね、夏好きなのよ、最高気温33度くらいまでだったらね……。
9月の振り返り
- 文学フリマ京都&みすけっと参加申し込み
- サイト全体のアップデート
- SUPが楽しすぎて個別記事を書く
- 九月の読書メモ(円城塔、文化人類学)
- 冬野アヤネさんの個展「隣人たち」へ行きました
- 戦後80年企画展『記録をひらく 記憶をつむぐ』鑑賞
仕事が暇だったのを良いことにわりと活動的な月でした。まぁここまで暇な月が何ヶ月も続くと生活してゆけないので、来月以降の私には頑張って頂きましょう…。
9/21開催のTAMAコミにも一般参加で足を運びました。のんびりしすぎて閉場前の会場を一気に回る感じになってしまったものの、気になってた旅行記は無事にお迎えできたのでハッピーです。来年春のTAMAコミは(新刊が完成してたら)出店側で出たいぞ…!
文学フリマ京都&みすけっと参加申し込み
11月の文学フリマ東京41以降の予定として、イベントにふたつ申し込みました。
11月29〜30日に掛けて行われるWeb同人誌即売会みすけっとと、来年1月18日の文学フリマ京都10です。
みすけっとは、ピクリエで開催されるMisskey系サーバー合同Web同人誌即売会とのこと。ピクリエ同人誌即売会に参加するのは確か初めてのはず…?? まだ手探りでサークルカットなども未登録ですが、日が近づいてきたらまた詳細をお知らせしますね。
文学フリマ京都へ訪れるのは二年ぶりでしょうか。楽しみです!
サイト全体の技術的なアップデート
去る9/20に、本サイトの実装に利用しているEleventy.jsのメジャーアップデートを行いました(v2→v3.1.2)。動作はひととおり確認済みではあるものの、表示の不具合や崩れ(※古い閲覧環境由来の事象は除く)をもし見つけたら、Contactページや各SNSからご一報いただけると大変助かります:)
以下は技術的な余談。
Eleventy.jsはv3からECMAScriptを用いるようになりました。v3以降もCommonJSは引き続きサポートされるので、コードを大幅に書き換える必要もなく、アップデートはすんなり完了。 .eleventy.js のプラグイン記述まわりをECMAScriptに合わせて require からimport に書き換えたり、module.exports を export default に直したりしたくらいかな。
アップデートも済んだし、次はRSSやブログ記事カテゴリ分類の実装ですね。いつになることやら…(新刊の進捗を横目で見つつ)
SUPにハマりすぎて個別記事を書く
SUPエンジョイの備忘録記事を書きました。どハマっている…!🏄
今年の夏はほんとあちこちSUPに行きましたね。運動苦手でも勇気を出してやってみて良かったぜ。付き合ってくれた友人たちには大感謝です。
来年も引き続き楽しみたいので、上記記事は主に来年の私が読むための備忘録ではあるんですが笑、もしSUP気になるな〜って方がいたら参考にして頂けたら嬉しいです。行きたいけど一人だとハードル高い…って友人諸氏はお声がけください。行きましょう。
9月中ばに行ってきたサンセットSUP情報も追記してるので、よければね。
9月の読書録
ようやくベランダでの夕涼み読書が心地よい季節になりました。ランプを付けてるとカメムシが飛んできたりするけども笑。
勧めてもらった円城塔『これはペンです』(収録作「これはペンです」「良い夜を待っている」)を夜のベランダで読み終えたのは、なかなか良い読書体験でした。円城塔は学生の頃にちょっと読んだきりなので、手に取ったのは十年ぶりくらいかな?
表題作「これはペンです」は文章の自動生成を扱ったSFで、刊行は2011年。ChatGPTしかり、ほんの10年ちょっとで生成AIがこんなに波及するとは、当時に読んでたとしても思わなかっただろうな…。「叔父は文字だ。文字通り。」から始まる導入も、2025年に読むとかなりあり得そうな現実に感じられます。
ユーモラスながら淡々と立ち現れる展開(活字の磁石炒めとか)が、どこかロマンチックな結末に収束してゆくのがまた不思議な読み心地でした。
あと、今月は図書館でふと目に止まった『21世紀の文化人類学』を借りてみました。入門書かしらと思ったら、序章から理論・専門用語・人名のオンパレードに見舞われ、おそらく序盤パラパラしただけで返却することになってしまいそうです。レヴィ=ストロースをちょっと齧ったくらいでは太刀打ちできずorz
ただ、序盤だけでも、レヴィ=ストロースによる構造論が人類学外の分野にも大きな影響を与えた50年代から、サイードの『オリエンタリズム』に端を発する90年代の人類学批判を経て、文化人類学が長く停滞状態にあった旨が紹介されているので、現代までの変遷を理解するにはかなり良さそうな気がします。『オリエンタリズム』も長らく挫折&積読してんだよなァ…。
アーシュラ・K・ル=グウィン(両親が文化人類学者)や、上橋菜穂子(本人が文化人類学者)のハイファンタジー作品に影響を受けてる自覚が多々あるので、人類学にももっと深く親しみたいんですよね。常々。
冬野アヤネさんの個展「隣人たち」へ行きました
冬野アヤネさんの個展「隣人たち」に伺うべく鎌倉までお出かけしました。隣人としての植物たち…!
いつもSNSで作品を拝見していますが、やはり間近に見られる機会は嬉しいものです。
本日は午後から鎌倉の水平線ギャラリーへ。冬野さんの作品展「隣人たち」にお邪魔してきました🌿 普段は土の下に隠れている根を顕わとした植物たちは、美しい標本のようでもありながら、まだ息づいているかのような不思議な佇まいでした:) 「肖像画をイメージしながら描いたんですよ」とのお話を伺えて納得することしきり。素敵な展示でした〜! www.suiheisen.net
— 風野 湊🦋 (@feelingskyblue.bsky.social) 2025年9月18日 19:35
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展示されていた作品のひとつ『スノーフレーク』を家にお迎えしました。鉢植えたちの傍に置くのと迷ったのですが、いまは玄関に飾っています。うちの玄関、日が差さなくて薄暗いから、植物を置きたくても難しかったんですよね。でも絵なら!枯れない!
土から離れ、根も露わに終わりゆく標本のようでありながら、瑞々しく時を止めている、そんな不思議な詩情を感じる展覧会でした。
植物の植え替えするときとか、根…美しい……ってなりますよね。
ならない? そっか……
東京国立近代美術館 『記録をひらく 記憶をつむぐ』企画展鑑賞
涼しくなった頃合いを見計らい、東京国立近代美術館の企画展『コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ』を鑑賞してきました。7月から気になってたのに暑さでなかなか立ち寄れなかったんだ…。
開催概要に記された “美術を手がかりとして、1930-1970年代の時代と文化を振り返る” という企図のとおり、東京国立近代美術館収蔵の戦争記録画のほか、当時の出版刊行物やポスター、映像記録なども広く交えた展示です。会場内の説明やキャプションのすべてが日本語・英語双方で掲げられています。
若い方や外国からのお客さんも多く、平日ながらかなり賑わっていました。
今、戦争体験を持たない世代が、どのように過去に向き合うことができるかが問われています。それは他でもない、現在を生きる私たちの実践にかかっているといえるでしょう。戦争記録画を含む当館のコレクションを中心に他機関からの借用を加えた計280点の作品・資料で構成される本展覧会を通して、美術に蓄えられた記録をもとに新たな戦争の記憶を紡ぎだすことを試みます。美術館がこのような記憶を編む協働の場になることができれば幸いです。
東京国立近代美術館 『記録をひらく 記憶をつむぐ』企画展概要より
https://www.momat.go.jp/exhibitions/563
東京国立近代美術館の企画展「記録をひらく 記憶をつむぐ」へ行ってきました。会期中に足を運べて良かった…。。感想は月末のブログ記事にしたためます。来月26日まで開催とのこと、ぜひ現地で。 www.momat.go.jp/exhibitions/...
— 風野 湊🦋 (@feelingskyblue.bsky.social) 2025年9月25日 22:00
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戦時中に制作されたものは特に、感情を強く喚起させようとする作品が多く(プロパガンダなのだからそれはそう)、鑑賞にかなり気力を要しました。途中で一度お腹痛くなって離脱しちゃったよ……
雑誌の紙面やポスターも展示されていることで、当時の情勢にあまり詳しくない鑑賞者であっても、戦時下における世相や空気といった文脈を追いやすくなっていると思います。さすがに雑誌文面までは翻訳されていなかったけど、ポスター文面は訳されてたから、海外から来てる観光客の方にもわりと伝わったんじゃないだろうか。
展示されているのは過去の記録であるものの、戦争の表象を知り、歴史とともに俯瞰する視座を得るのは、2025年現在においてもとても意味のあることだと思います。予算の都合で、本展示は図録の制作が無いそうです。ご興味ある方は現地でぜひ。10月26日まで。
参考
- Tokyo Art Beat:なぜ「ひっそり」開催? 戦争画も展示する東京国立近代美術館「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」に迫る
- Tokyo Art Beat:「チラシ・図録なし」の戦争画展、その真相とは? 東京国立近代美術館の担当者に「異例」の対応について聞いた【戦後80年特集】
- 美術手帖:いま改めて問う、美術は戦争をどう描いてきたか──「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」(東京国立近代美術館)
なんというか、美術だけでなくて、文学や詩歌ももちろん戦争に組み込まれていったわけだけど、こういう視座を共有できる場の創出って文学でも可能なのかな…漫画では『月に吠えらんねえ』が全力でやってくれたけれども……とか考えこんでしまったんですが、ちゃんと調べたら文学館でも行われているようですね。知らんだけだったわ、今度行ってみます。
樹木続編の進捗
なんか…もしかして…終盤に入りましたか?という気配を感じています。ユハさんが当初の終盤プロットを全部薙ぎ倒していったからもう何もわからないのよ。
九月半ばまでの暗中模索を経て、中旬以降はけっこうコンスタントに書けましたね:)
コミットログに何回「暗闇」を出せば気が済むんだってレベルでひたすら真っ暗なシーンが続いており、じゃっかん引き摺られてメンタルがメシャ…となったりもしたものの、比較的落ちついて物語の後を追えてるのではと思います。たぶん早朝執筆の習慣を作れたおかげですね。真夜中に書いてたらバチバチにキマって大変なことになったのでは(それはそれで自分でも読んでみたかった気もするが)。
今年中の文学フリマでお届けするのは残念ながら難しそうなんですが、たぶん来年春の東京文フリには…いけるんじゃないか…?
現時点でおよそ竜嫁と同じくらいの分量(8万字)です。樹木本編(13万字)までは流石に、流石に迫らないとして、10万字くらいで決着…決着するか?? 年内に初稿完成くらいまでは辿り着きたいと願って止みません。
そういえば、先日インコと触れあえるお店に行きました。人に慣れてる鳥の描写を書くのに、説得力をもうすこし足したいな〜〜という気持ちで。
この齢になって初めて知りましたよ…鳥の嘴に齧られるとめちゃくちゃ痛いことを…!!
ひとの指を静かに噛みしめ続けながら、真顔でジッ…とこちらを見つめてくる中型インコに、なんというか、ひしひしと恐竜を想起しました。前髪と服のタグとスマホケースもめっちゃ齧られた。すごかった。
あとは書き終える前にヒョウとジャガーを見たいなあ…。