呼吸書房

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2025年10月の活動報告

2025年10月の活動報告

季節が一ヶ月で進みすぎだよォ!!
一ヶ月で、というか、実質二週間で? 十月中旬くらいまではまだ夏日があったように思うんですが、そこからの急転直下、もう身体がついていきません。
夏のあいだは出来てたせっかくの早寝早起き習慣もガラガラと崩れはじめました。室温が20度を切るとてきめんに布団から出られなくなるんだな……。

サムネイルは実家から貰ってきたクルミの実です。手持ち無沙汰なときに手のひらでカラカロ回したりして遊んでいます。楽しい。


10月の振り返り

  • 文学フリマ東京Webカタログ公開
  • 路上教習、こわすぎ
  • 10月の読書メモ(幻想文学まつり)
  • 浜松市動物園&浜松フラワーパークへ
  • その他ゆるい雑談

今月はマジで自動車学校通いを頑張っていました。
路上教習でMPをめちゃくちゃ消費してしまい、十月後半から執筆のペースがガタ落ちしてます。えーん。反動でいきなり浜松まで日帰りしたりしてて破茶滅茶。

文学フリマ東京Webカタログ公開

何はさておき、文学フリマ東京41のWebカタログと配置図が公開されましたね!
いやもう、ギチギチ。細かすぎてほぼ読めない。

呼吸書房は「う-50」配置です。公開されたWebカタログはこちら
東京ビッグサイト開催ということで、気軽にお越しくださいとはなかなか言いづらいのですが、もし当日お立ち寄りの際には、フラッと覗いて頂けたら大変嬉しいです。

新刊は……正直まだ迷っています。無配ペーパーは出す予定ですが。
樹木続編の冒頭、第一部38000字くらいを、『walking postcard』形式で出そうと思えば出せるんですよね。一旦ここで外に出して、色んな方に読んでもらい、分かりづらいところを直す機会にする方が良い気もするし、同時に、もう終盤まで書き進めてきたのだから、このまま最後まで息をつかずに走り抜けた方が良いような気もしている……。

開催日が近づいてきたらまたお知らせします。なんだかんだあと一ヶ月も無いから、決めるなら今週末〜来週中ですね。

路上教習、こわすぎ

今月のメイントピックです。路上教習怖すぎるよ!!!!
10/10に仮免許取得するまではまぁまぁ順調にいったのですが、いや、嘘、実車教習が始まったとたんにストレスで腹壊したから……。路上教習が始まった中旬以降は、執筆に使うMPがほぼ残らず、もう開き直って読書週間にしています。2時間運転するだけで精魂尽き果てるのよ。よりによって路上初日が、初雨天+初夜間という難易度ルナティックだったのもアレでしたね……みんな平然と運転してて凄すぎる。

運転が怖すぎてPUIPUIモルカー2ndシーズン Driving Scoolを今さら視聴しました。これ舞台が自動車学校だったんだね……もうすべての車がモルカーであってほしい。第8話「ダメダメなぼくら(運転ド下手ヒューマンと臆病なモルカーの話)」と第11話「ペーターの悪夢(路上デビューが怖すぎて魘されるモルカーの話)」だけ5回以上観ました。

一応なんとか高速道路教習も終わり、路上教習はほぼ終盤、うまくいけば来週には卒業検定予定です。免許取れた後もこのままだとペーパーまっしぐらだろうから、実家の車やレンタカーで定期的に練習したいですね。数を踏んで慣れるしかねえ。なんとか、お出かけの選択肢に車を入れられるくらいにはなりたいものです。

10月の読書録

先月末はベランダで夕涼み読書が出来ていたんだよな〜〜。もう無理です、寒くて。季節の進みの速さよ。
前述したとおり、今月は中旬から執筆が捗らなくなった分を読書にシフトし、幻想文学に浸りたくて、コルタサル『動物寓話集』ホフマン『黄金の壺』を読んでいました。あと久々にエンデ『はてしない物語』の再読も。

コルタサルはアルゼンチンの作家で、幻想文学の旗手としてしばしばボルヘスとともに名前が挙がりますね。名前だけ長らく知ってて読んでなかった作家のひとり。
『動物寓話集』一冊の中でも、分かりやすい話から難解な話、美しく切ない幻想譚から後味最悪な恐怖不穏話までかなり振り幅が広くて面白かったです。舞台は共通してブエノスアイレス近郊なんですが。
アルゼンチンタンゴのキャバレーであるミロンガを舞台にした「天国の扉」は、読み手のこちらも騒音と熱気を幻視できるかのようで、特にしみじみと良かったですね…。タンゴを見て/聴いてみたくなりました。

一方で「キルケ」は、いやぁ、何故こんな後味悪く不穏な話を…!?!?と思ったら、解説を読んで腹落ちしました。

コルタサルは自分の心にとりついた妄想や強迫観念を短編小説の形で表現し、具体的なイメージとして吐き出すことによってそれを乗り越えていたのである。こうした悪魔祓いとしての創作の例として、コルタサル自身がインタビューなどで何度も引用したのが本書収録の「キルケ」だった
(コルタサル『奪われた家/天国の扉 動物寓話集』光文社 P212訳者解説より)

そりゃ緊張に満ちた不穏な話になるわ…コルタサルによる恐怖への名付けに立ち会った訳だ……。
こういう、自らの内面に潜む恐怖や不安に端を発した執筆姿勢は、私もわりと身に覚えがあります。というか『すべての樹木は光』本編と続編も若干そう。
形のない恐怖や不安に、筋道を、固定化したイメージを与え、名指すこと、その過程で見出した普遍性を作品に昇華することは、小説だけに留まらず、創作活動が持つ癒しの側面のひとつだなと強く思います。面白い物語にまで持っていけるかはさておいて。

ホフマンはまだ表題作の「黄金の壺」しか読み終わってないので、覚えてたらまた来月言及します。
1814年というロマン主義極まってる時代にドイツで刊行された、幻想文学に与えた影響をあちこちで言及される一冊ですね。どんな神秘的な話なんだろ〜と思って読みはじめたらなんか終始ハチャメチャなままハッピーエンドに転がり込んで凄かったです。主人公は何も無いところで転びまくるドジっ子大学生だし…。

浜松市動物園&浜松フラワーパークへ

連日の路上教習でヘトヘトになった週の終わり、ストレスの反動で遠出したくなり、前々から行きたかった浜松に日帰りで遊びに行きました。やっぱり新幹線は最高だぜ!
前々から言ってたとおり、樹木続編で熱帯雨林の動物いっぱい書いてるから、ヒョウが見たくてね…トラ(とついでにライオンとチーターとサーバルとユキヒョウ)は都内近郊の動物園にいるけど、ヒョウだけなかなか見れなかったのでした🐆

トラの太い脚とデカい顔を目の当たりにした後だと、クロヒョウがでっかい黒猫にしか見えなくて愉快でした。とか言って人間の手首くらい簡単にへし折れるんだろうけど。
後はどこかでジャガーにお目に掛かりたいです。埼玉の東武動物公園はちょうど9月から展示場リニューアル期間に入ってしまったので、あと近郊だと日立かしら…?

その他ゆるい雑談

バーチャル雨林に籠りまくっている

ブログで言及したことあったっけ? 作業アプリのgogh(モバイル版)、しばらくログインしてなかったんですが、シラタマ雨林エリアが実装されたのを機に出戻りました。最近は2日に1回くらい雨林エリアに入り浸っています。

リアルだととても登れないような高い木の上に座れるところがお気に入り。
とはいえ樹上でPC作業すると違和感この上ないので、たいていはカウンター席にいます。
たぶん私のアカウントはここから見られる?っぽいので、goghやってる方、良かったらフレンド申請くださいね:)

Switch2が来たぞ!!

ヤッタ〜〜〜!!!!
ありがとう任天堂!ありがとう招待販売!エアライダーの発売日前にゲットできて何よりでした。
ポケモンZAは今のところ買ってないので、ゼルダのティアーズオブキングダム(※Switch2アップグレードパス)を購入して追加要素をちょっとずつ遊んでます。ティアキン、祠ひとつ分だけやろ〜と思って起動したら一瞬で2時間溶けるから恐ろしいんだよ…。

今月の音楽

中旬ごろから自分の中でいよわさんブームがきてます。一番聞いてたのがこちら、ももいろの鍵。PV込みで好き…。思春期に炉心融解を膝に受けたせいか、幼い自分(またはifの自分)との対峙/対話/内省/別れ/祈り/決別ものに弱いのです。ジュブナイル。

一千光年もとても好き。ボーカロイドによって歌われる、生命讃歌ならぬ存在讃歌、いいよね……。存在讃歌のボカロ楽曲といえばピノキオピーが特に顕著ですが(「きみが生きてなくて良かった」とか)、本楽曲の「生きていても/死んでいても/どっちでも良いんだよ/愛があるだけ」というフレーズも、ボーカロイドが歌うからこそグッと来るんだよなあ。

樹木続編の進捗

10月のコミットログ

路上教習が始まった10月中旬以降、完全にMP枯渇して執筆が滞っています。ウギィ。
11月になったら文学フリマ準備などでもバタバタすると思われるので、今月の読書を糧になんとか調子を戻したいところです。

第一部38000字を『walking postcard』形式で文フリに持っていくかどうかは、前述のとおりまだ迷っているんですが、決まり次第SNSでお知らせします。もうしばらくお待ちください。

2025.09.30
2025年9月の活動報告