呼吸書房

Special Thanks

本ページでは、樹木変身譚シリーズの執筆にあたり、支えとなったものを紹介しています。
もちろん、このページに記載したものが全てではありませんが、本書をきっかけに熱帯雨林や幻想文学の世界に関心を持ってくださった方がいましたら、次に読み、触れ、訪れるものの手引きとして、お役立て頂けたら幸甚です。


Book

強い影響を受けた物語・先行作品

  • ハンス・クリスチャン・アンデルセン『影』184719世紀のロマン主義文学。日本語訳は青空文庫でも公開されています。評論社から2004年に刊行された『影(あなたの知らないアンデルセン)』は現在でも手に入るはず。
  • フランツ・カフカ『変身』1915言わずと知れた不条理文学の代表作。こちらも青空文庫版があります。私は2004年刊行の岩波文庫『変身・断食芸人』で初めて触れましたが、新潮文庫など各社からも出版されています。
  • 宮沢賢治『春と修羅』1924心象スケッチと題された幻想的な風景。『すべての樹木は光』のエピグラフに引いたのは、『春と修羅』掲載の「小岩井農場 パート9」です。青空文庫で公開されています。
  • アーシュラ・K・ル=グウィン『ゲド戦記』1968-2018作者がその生涯に渡って書き続けたハイファンタジー小説。最も大きな指針でした。昨年にシリーズ通読しての感想を公開しています。岩波少年文庫版がいちばん手に取りやすいかな…
  • バルガス=リョサ『密林の語り部』1987ラテンアメリカ文学。アマゾンの熱帯雨林、旅する人々と神話、並走する語りの構造など、多くのモチーフで影響を受けました。2011年に刊行された岩波文庫版がおすすめ。
  • アーロン・ブレイズ/ボブ・ウォーカー『ブラザー・ベア』ディズニー映画、20032004年の日本公開当時、中学生だった風野に決定的影響を与えたアニメーション作品。マンモスが闊歩する太古のアラスカを舞台にした、美しい変身譚。今だと配信でも観られるのかな?
  • 五十嵐大介『魔女』小学館、2004-2005
  • 五十嵐大介『海獣の子供』小学館、2007-2012
  • 市川春子『虫と歌 市川春子作品集』講談社、2009
  • 富永夏海『樹木たち』カオスカオスブックス、2013

シリーズ共通:参考とした書籍・資料

  • ジョン・C・クリッチャー『熱帯雨林の生態学 アマゾンの生態系と動植物』どうぶつ社、1992
  • 菅啓次郎『トロピカル・ゴシップ 混血地帯の旅と思考』青土社、1997
  • 塚谷裕一『植物のこころ』岩波書店、2001
  • アレクサンダー・フォン・フンボルト『新大陸赤道地方紀行』岩波書店、2001
  • レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』新書判 中央公論新社、2001
  • ピエール・ブリュネル『変身の神話』人文書院、2004
  • ジャック・ブロス『世界樹木神話』八坂書房、2008
  • 上島善之『熱帯雨林を歩く 世界13ヵ国31の熱帯雨林ウォーキングガイド』旅行人、2010
  • エドゥアルド・コーン『森は考える 人間的なるものを超えた人類学』亜紀書房、2016
  • デイビッド・モントゴメリー、アン・ビクレー『土と内臓 微生物がつくる世界』築地書館、2016
  • ロバート・A・アスキンズ『落葉樹林の進化史 恐竜時代から続く生態系の物語』築地書館、2016
  • ペーター・ヴォールレーベン『樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声』早川書房、2017
  • 田島リサ『鉢植えと人間』法政大学出版局、2018
  • D・G・ハスケル『木々は歌う 植物・微生物・人の関係性で解く森の生態学』築地書館、2019
  • 日本植物生理学会 みんなの広場 植物Q&A「ソテツとヤシの寿命を教えてください」、2020

『樹木のバカンス』:参考とした書籍・資料

『すべての木陰に歌を』:参考とした書籍・資料

  • シュテファン・コッペルカム『人工楽園 19世紀の温室とウィンターガーデン』鹿島出版会、1991
  • 吉長成恭/関根秀樹/中川重年『焚き火大全』創森社、2003
  • ユクスキュル、クリサート『生物から見た世界』岩波書店、2005
  • アーシュラ・K・ル=グウィン『夜の言葉 ファンタジー・SF論』岩波書店、2006
  • 東雅夫『幻想文学入門』筑摩書房、2012
  • 二階堂太郎『植物園で樹に登る 育成管理人の生きもの日誌』築地書館、2017
  • 川島昭夫『植物園の世紀 イギリス帝国の植物政策』共和国、2020
  • 堀大才『樹木土壌学の基礎知識』講談社、2021
  • アラン・コルバン『木陰の歴史 感情の源泉としての樹木』藤原書店、2022
  • エマヌエーレ・コッチャ『メタモルフォーゼの哲学』勁草書房、2022
  • フレッド・グレイ『ヤシの文化誌』原書房、2022
  • マイク・マウンダー『観葉植物の文化誌』原書房、2022
  • 大澤真幸『生成AI時代の言語論』左右社、2024
  • 国立科学博物館筑波実験植物園『植物園へようこそ』岩波書店、2024
  • 国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)「ウェブアーカイブのしくみ
  • 国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)「世界のウェブアーカイブ

Botanical Garden & Zoo & Museum

風景の着想元、および、知識を深めるために手助けしてくれた場所


Music

執筆を支えてくれた音楽、動画、作中のイメージソング

シリーズ共通

  • 久野遥子「Airy Me」
  • アメリカ民謡研究会「どうか貴方は感情を汚さないで。」
  • ワールズ・エンド・ガールフレンド「百年の窒息 100 Years of Choke」
  • sea-no「温室魔法」
  • matryoshka「Cut All Trees」「Sacred Play Secret Place」
  • 小瀬村晶「In The Dark Woods」
  • 高木正勝「Tai Rei Tei Rio」
  • フィル・コリンズ、Bulgarian Women's Choir「Transformation - From "Brother Bear"」
  • ザバダック「ガラスの森」
  • Cocco「Raining」「日の照りながら雨の降る」
  • ROTH BART BARON「春と灰(Ashspring)」
  • haruka nakamura「光」
  • グレゴリー・コルベール「Ashes and snow」
  • With R(yunn)「Wherever she goes」(※ユハのイメージソング)

『すべての樹木は光』

  • 無限マイナス「死者列車」
  • ピノキオピー「SAYONARA HUMAN」
  • ROTH BART BARON「素晴らしい日々」「HEX」「けもののなまえ」
  • 米津玄師「優しい人」
  • lasah「HALELUJAH」
  • People In The Box「あなたのなかの忘れた海」

『樹木のバカンス』

  • People In The Box「もう大丈夫」
  • cero「Orphans」
  • ギリシャラブ「イッツ・オンリー・ア・ジョーク」
  • ストレイテナー「シーグラス」
  • Caravan「Standin' On The Road」
  • ROTH BART BARON「夜の流木たち」
  • ACIDMAN「夜のために」
  • 宮沢もよよ「植物園」
  • アメリカ民謡研究会「私はずっと笑顔だったし朝の占いだって悪くないきっと今日も大丈夫良い一日になりますように。」
  • 谷山浩子「海の時間」
  • 原マスミ「はてしないチルドレン」

『すべての木陰に歌を』

  • amazarashi「とどめを刺して」「独白」「フィロソフィー」
  • Cuushe「Magic」
  • lasah「MOTHER」
  • Annabel、lasah「葬送と再生」
  • CAPSULE「空飛ぶ都市計画」「ポータブル空港」
  • sasakure.UK「フューチャー・イヴ」「レプリカ」
  • ずっと真夜中でいいのに。「正義」
  • アメリカ民謡研究会「ただいま。」「僕が枯らすから。」
  • はるまきごはん「幻影」
  • いよわ「ももいろの鍵」
  • ひとひら「小さな亡霊」
  • ハンバートハンバート「In The Dark」
  • yeti let you notice「うつくしいもの」
  • 大島ミチル、Steven Geraghty「ICO -You were there-」
  • 坂本真綾、Stece Conte「The Garden of everything」
  • Cocco「Heaven's hell」「Never ending journey」

Editor

熱帯雨林の樹木変身譚シリーズの大半は、Mac・iPad用エディタ「Stone」で執筆しました。
(『すべての樹木は光』プロトタイプ執筆初期のみポメラも併用)
10万字越えのテキストファイルを縦書きで軽々表示できるのは本当にありがたかった…。2018年からずっと愛用しています。おすすめです。

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