呼吸書房

その町には、樹木に変わる人間がいた。

About

こちらは熱帯雨林の樹木変身譚シリーズの特設ページです。
風野湊による幻想長編小説『すべての樹木は光』『すべての木陰に歌を』、および『樹木のバカンス』の関連コンテンツを掲載しています。

各書籍の表紙を選択すると、それぞれの詳細情報が閲覧できます。

Stories & Characters

『すべての樹木は光』

ある真夜中のこと。都市の温室から唐突に熱帯雨林へと迷い込んだユハは、何者かの魔法によって、一本の樹木へと変えられてしまう。
樹木となったユハは夢を見る。それはかつての遠い記憶。子どもの頃に暮らした、熱帯の小さな町。<歌う雨>と呼ばれたその町には、樹木に変わる人間が暮らしていた。→試し読み(40000字)

『すべての樹木は光』登場人物
ユハ
主人公。16歳のころ、母と共に移住した熱帯の町で、変身の実在を目撃する。成人後、何者かの魔法で樹木に変えられてしまった。
ニイジェ
樹木に変身する青年。67年間を樹木として生きた後、人間に戻った。見た目は若者だが、実年齢は85歳。
ジェン
ユハの母親。ユハと共に<歌う雨>と呼ばれる熱帯の小さな町へと移り住む。
キアウィ
ジェンの義妹。ユハが身を寄せる家の女主人。
アジュ、チジュ
ユハが身を寄せる家に暮らす、キアウィの子どもたち。双子。
ゲア
ニイジェの弟であり、ジェンとキアウィの養父。年齢どおりの老人。キアウィたちと同居している。戻ってきたニイジェを家に迎え入れた。

『樹木のバカンス』

それはユハの知らない物語。ユハの子ども時代から30年後の後日談。
大人になったチジュは、ある街角で偶然にニイジェと再会した。熱帯雨林の伐採で居場所を失ったニイジェのため、チジュは国立公園自然保護区への二人旅を提案する。→全文公開中(30000字)

『樹木のバカンス』登場人物
チジュ
主人公。旅先の街角で、30年ぶりにニイジェと再会する。
ニイジェ
樹木に変身する青年。長年暮らした熱帯雨林が伐採で消滅し、行き場を失っていた。
ラト
ニイジェの友人。ネイチャーフォトグラファー。

『すべての木陰に歌を』

樹木に変えられてから127年後。ふいに変身の魔法が解けて、ユハは人間へと戻った。
辿りついた遠い未来の街で、彼女を覚えている者はもう誰もいない。樹木に変わる人間もまた、おとぎ話の存在でしかなかった。
孤独な旅路の果てに、彼女はようやく思い出す。かつて手放した魔法のことを。→試し読み(30000字)

『すべての木陰に歌を』登場人物
ユハ
主人公。前作で樹木に変えられた後、127年を経て人間に戻った。127年後の世界では身寄りもなく、支援を受けながら古いアパートメントで暮らしている。
トゥーリ
植物園職員。温室の植栽管理担当。遠い北国出身。
ディナタ
植物園園長。活動的な元研究者。
キオ
アパートメントの住人。無口で内向的な子ども。
シュナ
アパートメントの住人。キオの姉。ユハに話しかけ友人となる。
トゥーリ
アパートメントの庭木。キオの空想上の友人。
ジンシャ
年若い公務員。ユハの支援担当。
ライラ
ブレスレットに搭載されたAIのデフォルトネーム。
トゥイ(トゥイ・トゥリ・トゥア)
人間に変身する樹木。
ティリ
蝙蝠に変身する鸚哥。トゥイと親しい。
グウェン
かつて人間だった黒豹。もう変身はしない。トゥイの友人。
ニイジェ
樹木に変身する人間。

Nature

本シリーズでは植物を筆頭に、熱帯地域の生物を多く描写しています。彼らはいずれも単なる風景ではなく、物語に欠かせない存在でした。人間だけが世界じゃないよね。
とはいえ、文章だけで知らない植物を想像するのはなかなか大変…!ということで、作中の登場生物について写真も交えながら紹介するページを作りました。ネタバレに抵触しそうな箇所は畳んであるので、本編未読の方でも閲覧いただけます。図鑑をめくるような心持ちでお楽しみ頂ければ幸いです。
以下のバナーからもどうぞ。今後も随時更新予定です。

作中で描写した生物の解説ページ カラテア・マコヤナ

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『すべての樹木は光』『すべての木陰に歌を』は、以下のストアより購入いただけます。
また、文学フリマ東京などの文芸作品展示即売会にも年に数回出店しています。お気軽にお立ち寄りください。イベント出店スケジュールはeventページに掲載しています。

And more...

以下は読了者向けコンテンツです。読み終えた後のお楽しみに。


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