
新年明けまして、2025年1月の活動報告です。今年もよろしくお願いします!
真冬にもかかわらず東京は暖かい日が続いていますね:)
サムネイル写真は資料目的で訪れた博物館にて。
1月の振り返り
- ZINEフェスとTAMAコミに申し込みました
- メギド72、完結おめでとう……
- たばこと塩の博物館に行ってみた
ZINEフェス・TAMAコミ申し込み
文学フリマ以外のイベントにも出店していきたいなと思い、2/23のZINEフェス詩歌と日記と、3/23のTAMAコミに申し込んでみました。
(もしかしたら3/15のZINEフェス吉祥寺も出れるかも?と調整中です)
文フリ東京は規模が大きくなりすぎてフラっと訪れるのもなかなか大変なので、小さめ規模のイベント参加も継続してゆきたいです。
2月ZINEフェスの新刊は無い予定ですが、3月TAMAコミあたりには何か、簡単なコピ本か中綴じ本の都内植物園エッセイを持っていけたら良いなあ〜〜
植物園の散歩本をいつか作りたいのですよね。本格的に着手できるとしたら樹木続編の完結後になりそう。
メギド72、完結おめでとう!!
メギド72、完結おめでとう…!!!!
Twitterの長年フォロワーさんならお馴染み、私が2019年から更新を追い続けていたゲーム「メギド72」がついにメインストーリー完結を迎えました。リアルタイムで見届けられて感無量です。
もう大勢に言われてることですが、メギド72、異種族共生SF(スペキュレイティブ・フィクション)としてめちゃくちゃ面白れ〜〜〜ので、サービス終了前に感想記事を書き残したいです。来月中あたり。
たばこと塩の博物館に行ってみた
前々から存在は気になっていた、墨田区のたばこと塩の博物館に行ってきました。
今日は墨田区のたばこと塩の博物館へ٩( 'ω' )و
— 風野 湊🌿 (@feelingskyblue) January 26, 2025
あわよくば小説の資料にならんかな〜って軽い気持ちで寄ったらぜんぜん二時間じゃ足らなかったわ…!
トンブクトゥの塩交易とか久しぶりに思い出したよ pic.twitter.com/iDn7f2gCOI
小説の資料目的で行ったらまあ2時間じゃ足りなかったよね!
受験とかで世界史と親しんだ人はかなり楽しめるんじゃないかな。「これ進研ゼミでやったところだ!!」(私は東進でしたが)と言いたくなる展示がいっぱい!
塩の展示エリアでは各地域の岩塩実物がズラッと並んでて面白かったです。
樹木本編で重要なモチーフだった「雨」との対比で、樹木続編では「煙」にスポットを当てたいんですよね(空から降るもの/空に昇るもの)。当時からちょっと考えていたので本編の「雲と煙の兄弟」という章タイトルに名残があったり。
煙の文化史も調べはじめたら面白そうだけど沼が深すぎて引き時を見失いそうです。古今東西の宗教や信仰も煙にいろんな意味を付与してるしね……
樹木続編の進捗

先月で第一部が一区切りしたので、今月前半は第二部スタートに向けた助走期間でした。本文執筆は今月後半からですね。けっこう継続的に書けてる!
あと2022-2023年に構想したキャラクターをようやく出せたよ〜〜!
※むしろ原型は2016年(樹木本編の執筆前)に存在していた子なのでほぼ9年越し
久しぶりに真っ暗闇の描写を書くことになり、たいへん筆が捗りました。
2015年に「くらやみのこども」を書いたときにも実感しましたが、どうやら私は暗闇を書くのがたいそう好きなようです。聴覚/触覚/嗅覚の描写をフルで盛れることに加え、そもそも小説は(漫画やイラストに比べると)視覚的な情報伝達量に乏しく、私と読み手の想像力にかなりの部分が左右されるので、最初から視覚的な風景を考慮しなくて良い暗闇の描写は気楽というところもあるかもしれません。目を閉じても世界は消える訳ではなく、ただ異なる質感を帯びて変わらずそこにある。
樹木続編は第二部から話の雰囲気がガラリと変わります。
本編では伏せられていたカードを開いていくような、いわば解答編のような側面もあるのですが、かといってすべてを明言するのも野暮というものが過ぎる(余白と偶然、読み手の読解の余地を塞ぎたくはない)ので、そのあたりの塩梅を探り探りしています。
気づけば樹木本編刊行から4年以上が経っているのですのよね。早いなあ…。
ユハやニイジェのことを忘れかけている方でも話に入ってゆける、本編の人物たちをまた思い出すきっかけになる物語を目指したいところです。